英会話に正解はありません
「本文を正解としないで、どんどん自分なりに訳していけばいいということなのですね。
要は、正しく話すよりも、まず発話する訓練、という捉えかたでいいのでしょうか。 」
というご質問をいただきました。
結論から言うと、瞬間英作文は「正解はない」と思って取り組むとうまくいきます。
単語を一つ一つ英語に置き換えるのではなく、
ざっくりとイメージを捉えてそれを英語で言うのが、コツです。
お手本の英語は、何万通りもある「通じる表現」のたった一つでしかありません。
だから、それと全く同じことを言う必要はありません。^^
現在、瞬間英作文の本やYouCanSpeakなどを使って
瞬間英作文に取り組んでいらっしゃる方も多いと思いますが、
「この英語では通じないだろう」と自分で明らかに分かる場合、
また、「これで通じるのか見当もつかない」という瞬間英作文初心者の方は
お手本の英語を参考にして言い直してください。
でも、それ以外の場合は、お手本と違っていても大丈夫です!!
英会話に「正解」はありません。
これを覚えておいていただけると、気持ちが楽になります。^^
むしろ、完璧に言おうと思ってお手本をまるごと暗記してしまうと、
瞬間英作文の意味がなくなってしまいます。
暗記していいのは、熟語と慣用表現まで。
また、文章をまるまる暗記して十分な効果があるのは、
英語を習い始めたばかりの初心者の人だけです。
(初心者の方には瞬間英作文はまだお勧めしません)
単語や熟語を組み合わせて文章を作っていく過程は、
暗記に頼らないからこそ、いろんな場面で応用をきかせることができるようになります。
だから、お手本と全然違う表現になっても、
お手本のようなこなれた熟語や慣用表現が使えなくても、
「ああ、私はまだまだだわ」なんて決して落ち込まないことです。
確かに、文法的に間違いのない英語を言う方が、間違いだらけよりはいいです。
また、ネイティブらしい表現も、言えないより言えた方がいいです。
でも、今のあなたが「英会話は苦手だな」と思っているなら、
文法の間違いをゼロにする努力は、今は必要ありません。
そこは、今のあなたが取り組むべきところじゃありません。
文法のミスが全くない、またネイティブらしい英語を目指すのは
間違いなく「私は英会話が得意です!」と自信を持って言えるようになってからです。
私は、文法ミスやネイティブ表現へのこだわりを捨ててから、
日本語と同じように英語が口から出始めました。
最初は、どうしても頭の中で英作文を文章の終わりまでやってから
英語を話そうとしていました。
だから、時間はかかるし、一つ一つの日本語にとらわれてしまっていました。
それが、「正解はない。相手に通じる英語なら大丈夫」と
方針を変えてから、英語が出るスピードがどんどん早くなっていきました。
今は、日本語を話す時と同じように、英語を話し始めると同時に
その後をどう続けていくかを考えています。
日本語だと、「何て言おうかな」と文章の終わりまで考えて
話し始める人は(日本語ネイティブなら)いないと思いますが、(笑)
英語でも今は全く同じです。
そして、瞬間英作文を続けていって、英語を口に出すという訓練を続けていけば
心配しなくても、明らかな文法ミスなどはどんどん減ってきます。^^
最初は
「明らかに間違いだと分かるのに、それがつい口から出てしまう」
という経験を誰でもします。
それは会話に慣れていないことが原因ですから、
「まだまだダメだな」と落ち込んだりする必要はありません。
トレーニングあるのみ!です。
瞬間英作文って「不自然な英語」がけっこうある気がするんだけど?
本当にそれに従って英会話のトレーニングなんてしていいの?という方は、こちら。
→ 瞬間英作文の教材にある「不自然な表現」の対処法



