シャドーイングの具体的な方法とオススメ教材
「教材」として出回っているものならだいたいシャドーイングに適しています。
シャドーイング教材の最低条件は、この二つ。
1.英語学習者用に作られた音声であること。
教材ではないテレビドラマやニュースなどは、不向きです。
これは絶対に守っていただきたいのですが、
英語学習教材としてプロのアナウンサーなどが吹き込んだ音声を使ってください。
あなたが超上級者であれば別ですが、ドラマ、ニュース、インタビューの音声などは
負荷が高すぎます。
また、スピーカーが自由に話しているものはダメです。
きちんと練られた台本があり、
それをスピーカーがスタジオで読んでいるものを選んでください。
シャドーイングに十分慣れたら、オーディオブックなどは挑戦してみるといいですが。
2.自分が「真似」したいと思う発音の教材であること。
シャドーイングの基本は「真似」です。
だから、訛りが強かったり、ノンネイティブの英語はシャドーイングに適していません。
「英語学習教材を使ってください」と上で書いているので、
これについてはそんなに神経質になる必要はないと思います。
現在日本で売られている英語教材のほとんどはアメリカ英語ですよね。
イギリス英語のあの発音を身につけたいという方は、
そういう教材を選んでシャドーイングすることになりますが、
なかなかイギリス英語の教材でシャドーイングに適したものは見つかりません。
(しつこいですが、ドラマやニュースはオススメできません)
「何がいいのかさっぱり分からない!」という方は、
まずは会話文をやってみてください。
(会話文というのは、中学生の教科書のマイクとジェーンの会話、みたいなやつ。
決して、ガイジンがシナリオなしに好きにダベってる「会話」じゃないですよ!)
会話文だと、一文が短い場合が多く、また文章の構造も単純だからです。
もちろん、シャドーイングの一番の目的は
「口慣らし」なので、会話力の上達にも直結します。
私の超オススメは、
NHKラジオ 基礎英語1

NHKラジオ基礎英語1です。
中学1年生レベルの教材なので、シャドーイング初心者に最適です。
実は、私もシャドーイングは基礎英語1でデビューしました。
車の中でラジオの基礎英語1を聞きながら
シャドーイングをはじめたのが最初です。
英語はもちろん本当に簡単で、
とか、そんなレベルです。
10年前の私は、この程度の英語も
全くシャドーイングできませんでした。_| ̄|○ ガクッ
だから、これからシャドーイングを始めるという方は
ぜひ、ぜひ、このレベルの英語からスタートすることを強く勧めます。
英語は、「急がば回れ」ですよ。
とにかくラジオ英語講座は素晴らしい英語の宝庫です。
何も買う必要がないので、
まずはラジオの音声でシャドーイングの腕試しをしてみてください。
※※ ここはシャドーイングに慣れた中級者以上の方限定 ※※
そして、単語・熟語の例文集などをシャドーイングに使うのもオススメです。
なぜかというと、
単語や熟語の暗記とシャドーイングの訓練がいっぺんにできるからです。
横着者の私にはピッタリです。
シャドーイングで選ぶ教材のレベル
初心者の人は、上の基礎英語1など、とにかく無理をしないのが一番。
シャドーイングは、慣れるまではちょっとしんどい訓練法です。
何度も書いていますが、「続ける」ことが一番大切なので、
「ちょっと物足りないかな?」程度のものを継続してみてください。
慣れてきてから、レベルをだんだん上げていけばいいのです。
シャドーイングは、気楽にやりましょう!!
シャドーイングの練習の場所
声を出すのが恥ずかしいとか迷惑という場所以外なら。
私は車での通勤中にシャドーイングをすることが多いです。
運転しながらブツブツ。
(安全運転にはあまり良くないかも知れませんが)
目と手がふさがっていても出来るのが、
シャドーイングのいいところ。
入浴しながら、家事をしながら、化粧をしながら、など
「耳と口は空いていて、目と手がふさがっている」
という時間をうまく活用してみてください。
シャドーイングの方法(オーバーラッピングとの違い)
(2009年2月12日補足)前のページで書きましたが、
説明が足りずに誤解を与えた部分があるようなので、補足させてください。
シャドーイングは、基本的には
「何も見ずに」行うのが良いと私は思います。
耳で聞こえる音だけをたよりに、その音を再生していきます。
シャドーイングの魅力は、
何と言ってもながら勉強ができることです。
家事をしながら、運転をしながら、散歩をしながら・・・など
というときにやるのがオススメ。
こういう時間って結構多いもので、無理なく取り組めます。
無理があると長続きしないので、
「ながら勉強」を上手に取り入れてください。
わざわざ机についてテキストを見ながらシャドーイングするくらいであれば、
机でしかできない他の勉強をした方が、
時間を効率よく使えて良いのではないかと思います。^^
シャドーイングは、ながら勉強で十分です。
ところで、シャドーイングと同様の効果が狙える学習法として、
「オーバーラッピング」があります。
これは、お手本の英語に自分の英語をかぶせるようにして、
同時進行させます。
(シャドーイングは自分の声が遅れますが、
オーバーラッピングは全く同時になります)
オーバーラッピングも、お手本の抑揚とリズムをまねる訓練です。
ただ、お手本と同時進行させるということは、
英文を自分の目で確かめながら口に出すことになるので、
「ながら勉強」ができません。
また、英語を目で見ていると、
つい目からの情報で英語をいつも通りに発音してしまい
シャドーイングの最大の長所である
「耳と口を鍛える」成果が落ちてしまいます。
なので、私はオーバーラッピングはあまりやっていません。
個人的には、「ながら勉強によるシャドーイング」が断然お勧めです。
(注意)
オーバーラッピングが効果が薄いと言っているわけではありません。
抑揚やリズムを身につけるには、
お手本とぴったり合わせるオーバーラッピングの方が
より効果は高いと思います。
私の言いたいのは、
「勉強の継続しやすさを考えると、シャドーイングがお勧め」
ということです。
ですが、「短期決戦で一気に発音を向上させたい」
などという場合もあると思いますので
ご自分の目的に合った方法を選んでくださいね。
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